
アドラー心理学まとめシリーズ、
今回は、「主体論」について自分なりにまとめてみました。
アドラー心理学を学ぶ!「主体論」とは

あなたは「運命」を信じていますか?
「こんな貧乏な家に生まれたから…」
「こんなブスに生まれたから…」
「子供のころにこんな酷い家庭環境だったから…」
「障害があるから…」
自分の持って生まれた身体や容姿、能力値や障害、または、自分が生まれた家や家族関係、教育環境、家庭環境…etc
・・・だからこれが私の運命!
・・・だから仕方がない!

私は、良くないとは思いつつも、このような考え方にドップリ漬かっています
あなたは、いかがでしょう?
ところで、

今回のテーマである「アドラーの主体論」を掘り下げる前に、前回の記事で書いたアドラーの「認知論」について簡単におさらいしておきましょう。
「認知論」はアドラー心理学の核となる概念の一つで、超簡単に要約すると、すべては「思い込み」だけど、「人生は思い込みでできている」という考えでした。
前回の記事はこちら↓

今回のテーマである「アドラーの主体論」も、アドラー心理学の核となる概念の一つです。
アドラーの主体論とはどのような考えかと言うと、
過去がどうであれ、現実がどうであれ、生まれ育ちがどうであれ、どんな身体で生まれてきたのであれ…
「やれることはいくらでもあって、いつでもできるのだ!」
「自分の人生は、自分で決めることができるのだ!」
「自分の人生は、自分でコントロールできるのだ!」
「描いた夢は、いくらでも叶えることはできるのだ!」
「私たちは、運命の翻弄される存在ではない!」

「上記のように捉えた方が(思い込んだ方が)人生はうまくいくよ!」というような考え方です。
人は生まれ育った生活環境や過去の体験など、個人個人の境遇がそれぞれ違うので、どうしてもそこに結び付けて自分の人生を解釈してしまう傾向にあります。
でも、それに引きずられ過ぎると、過去や現状に縛られた「過去や現状の延長線上の未来」を生きることになってしまいます。
だから、
これからの人生をより良く生きていくためには、
「今現在、自分が置かれている境遇や過去の出来事に関係なく、自分の取る行動は、自分で決めることができる!」
「どんな状況の中でも、やれることはある!」
このような考え方をすれば、最初は小さな差でも結果が大きく変わってくるよ!というような考えです。

「夜と霧」の著者であり、心理学者のヴィクトール・E・フランクルは、アウシュビッツの強制収容所での体験を通して、過酷な状況の中であっても、人間は「どう生きるか」ということを決めることができるということを証明したよね。

この本についての読書感想をまとめています。
興味がある方は、こちらの記事もどうぞ↓
フランクルは、人は過去や境遇に関係なく、どんな状況であっても、常に自分自身の意思で「人生の舵」を取ることができるということを身をもって教えてくれています。

でも、そうは言ってもなぁ・・・
確かに、過去や境遇に関係なく、どんな状況であっても常に自分自身の意思で「人生の舵」を取ることができるなんてホントなの?とにわかには信じられないでしょう。

- 「私は、フランクルのように強くないし、意志も弱い。」
- 「フランクルがただただ特別な人間で、フランクルだったから出来たんじゃないの?」
- 「万が一、それが本当だと仮定して、それなら、具体的にどうすればいいのか教えて欲しいもんだわ~」
私のような凡人以下で未熟な出来損ないのひねくれ者なんかは歪んだ思考で構成された「負のエレクトリカルパレード」が始まるところです。
しかし、なんとなんと!朗報です!

そんな「負のエレクトリカルパレード」を断ち切る、とってもシンプルで簡単な方法があるんだって?!
それは、

「これ、めっちゃ簡単!」
「本当ににこんなことでいけるのかな…⁈」
というような方法です。

なんかちょっと、胡散臭いね。
「うさんくさっ!!」て感じた人そこのあなた!

ご心配には及びません!
お金もかからないし、本当に簡単にできます!

ますます、胡散臭さいんですけど…

まあそう言わず、
個人的には、ぜひ試してみてる価値が大ありな方法だと感じているので、騙されたと思って、よろしければ、最後までお付き合い下さいな。
耳かき一杯ほどのほんの少しの勇気があれば、今の状況がどんな状態であったとしても、今感じている閉塞感の中から抜け出せるきっかけになる可能性を大いに秘めている方法だと思っています。
アドラー心理学を取り入れて運命に翻弄されなくなる方法とは?
さてさて、前置きはさておき、大変お待たせしました!
その現状から抜け出して「人生の舵」を取っていくための具体的な方法とは・・・
- まずは、こんなことやっても仕方ないと思うようなことで良いので、一歩踏み出してやってみること。
- そしてそれをコツコツとやり続けること。
たったこれだけ。
そう!たったこれだけのこと。

でも、これには人生を変えるほどの強力なパワーがありそうなんです。
最初は何の変化も見られないような気がしても、
主体性をもってコツコツと続けていくこと。
すると、徐々に小さいながらも変化がみられるようになりはじめます。
どんな些細な行動でも、勇気をもって1歩踏み出して努力していけば現状を変えていくことが可能なのだと感じることができるようになってきまうす。

そうなってくればこっちのものだね!
イメージはこんな感じ。
例えば、「どうせ私は・・・」と一歩も踏み出さず、何のアクションも起こさなければ、未来はその延長線上にあり「人生はつらいまま」です。
一方、仮にいま、人生が辛くても、勇気を出して小さな1歩を踏み出し、そしてそれをコツコツ続けると・・・
最初は、ほとんど違いに気づかない程であっても、小さな成功体験を重ねていくごとに徐々にステップアップしていきます。
そして、気が付けばいつの間にか自分の描いた夢に近づいている、または、夢が叶ってHAPPYになっているという可能性が見えてきます。
それは、1週間、1か月、3か月、半年、1年、3年・・・10年と、期間が長くなる程どんどん大きな差が出てきます。
しかし、人は、常に自分の都合に照らし合わせて意味づけを変え、「やる」か「やらないか」を判断しています。

そこで、「主体論」に基づき、正しい思考ができれば、人生を好転させられる可能性が出てくるというわけだね。
「やった場合」と、「やらなかった場合」では、その後の人生に雲泥の差が生じます。
それならば、「やらない」という選択肢はないはずです!
この方法は、今、海外でも注目され、【ミニハビット】【マイクロハビット】と呼ばれて、あちこちで取り入れられはじめています。

ミニハビット(マイクロハビット)とはどういう意味?

ミニハビット(マイクロハビット)とは
=ほんの小さな習慣
のことです。
要するに、
小さな習慣や、小さな目標などを掲げて、小さな成功体験を積み重ねていけば、いずれは、大きな成功へと導いてくれるということです。

チリも積もれば山となる!だね。
いうなれば、

「小さなことからコツコツと!」が大事ってことです。
「ほんのちょっとでいい」「本当に些細なことでいい」と肩の力を抜いて一歩踏み出してみる。そして、その変化を観察する。
もしそこで失敗したって、微調整していけばいいだけです。
すると、だんだん制度が上がってきます。
小さな成功体験が蓄積されていくと、今、運命が過酷な中にいる人であっても、
「今自分にできることを探してやってみる」と必ず何かが変わってくる。
そう信じて、
さあ、今日から、小さな変化を起こしていきましょう!
それでは。