映画おすすめ評価!ミュージカル「ヘアスプレー・ライブ」感想レビュー!

★★★★面白かった映画

鑑賞した映画の映画の主なあらすじやキャストなどの基本情報に加えて、個人的な感想・評価・考察などを簡単にまとめた「映画レビュー」をします。

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今日の映画レビューは、
2016年公開の生放送ミュージカル

「ヘアスプレーライブです。

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完全に独断と偏見によるレビューだけどね!!

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ヘアスプレーライブ【映画おすすめ度】

生放送ミュージカル「ヘアスプレーライブ」
おすすめ度を5つ星手裏剣で表すと・・・

ヘアスプレーライブ【カテゴリー】

生放送ミュージカル

ヘアスプレーライブ【キャスト】

マディ・バイリオ(トレーシー役)

ヒロインのトレーシー役に抜擢されたマディ・バイリオは、当時ニューヨークのメアリーマウント・ マンハッタン大学に通うテキサス州出身の20歳の大学生だった。プロとして 舞台に出演したことがない一般人だったが、1000人以上のオーディション参加者の中を勝ち抜いた新星。

ハーヴェイ・ファインスタイン(トレーシーの母 エドナ役)

この映画では、脚本も手掛けている。独特のハスキーボイスが特徴!主な出演作品は、『インデペンデンス・デイ』『ミセス・ダウト』『トーチソング・トリロジー』など多数。

マーティン・ショート(トレーシーの父 ウィルバー役)

カナダ出身の俳優、コメディアン、声優としも活躍している。『フランケンウィニー』や『マダガスカル3』などのアニメ映画や、宮崎駿監督のスタジオジブリ作品『風立ちぬ』英語吹き替え版では黒川役の声優をしている。

アリアナ・グランデ(トレーシーの親友 ペニー役)

アメリカ合衆国の人気シンガーソングライターであり女優。デビューアルバム『ユアーズ・トゥルーリー』は、アメリカでBillboard 200チャートで初登場1位を記録している。アリアナ・グランデは子供の頃に、ブロードウェイミュージカル『ヘアスプレー』を何度も見ていたらしく、そんな舞台に自分が出演できることを大変喜んだそうな。

ギャレット・クレイトン(トレーシー憧れのダンサー リンク役)

甘いマスクと歌声でブレイクした俳優。ディズニー・チャンネルの人気オリジナル・ムービー『ティーン・ビーチ』シリーズのタナー役やミュージカル作品などに出演。ザック・エフロンに似ていると比較されることが多いが、常に比較されることに本人はうんざりしているらしい。

ダヴ・キャメロン(ベルマの娘 アンバー役)

ディズニー・チャンネルのディセンダント2でデビューをしたアメリカ合衆国出身の人気女優・歌手。

クリスティン・チェノウェス(悪役プロデューサー ベルマ役)

アメリカ合衆国のブロードウェイのミュージカル女優・歌手。『ザ・ホワイトハウス』『奥さまは魔女』『ピンクパンサー』など多数出演。身長は150cmと小柄ですが、讃美歌、オペラ、ポップス、オールド・スタンダードなど幅広くこなす実力派の歌手としても評価が高い。

エフライム・サイクス(シーウィード役)

ドラマ「SMATH」をはじめ、数々の有名ブロードウェイ・ミュージカルやに出演しています。

シャハディ・ライト・ジョセフ(シーウィードの妹役)

若干9歳にしてブロードウェイ版「ライオンキング」や「スクール・オブ・ロック」などに出演する実力派。

ジェニファー・ハドソン(モーターマウス・メイベル役)

アフリカ系アメリカ人  R&B、ソウルシンガー、女優
ミュージカル映画『ドリームガールズ』でゴールデングローブ賞 助演女優賞を受賞。

デレック・ホウ(デレク・ハフ)(ダンス司会者 役)

テレビシリーズ「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」に出演しているダンサー・振付師・シンガーソングライターなどの顔をもつ多才なイケメン俳優。ケイト・ハドソンの元カレ、女優のジュリアン・ハフの兄としても知られています。

ヘアスプレーライブ【監督】

ケニー・レオン

監督作品や出演映画作品は、ザ・ウィズ・ライブ!、イン・マイ・ドリーム・スティールマグノリア、生放送ミュージカル『The Wiz Live!』『プライベート・プラクティス』など

アレックス・ルジヌスキ

ミュージカル『Grease Live』

ヘアスプレーライブ【脚本】

ハーヴェイ・ファイアスタイン

アメリカ合衆国出身の俳優・映画プロデューサー・作家・歌手。
ヘアスプレー・ライブでは、トレーシーの母 エドナ役としても出演しています。
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なんとも多才だね!

ヘアスプレーライブ【あらすじ】

ヘアスプレーライブの簡単なあらすじはこんな感じ!

舞台は、黒人差別が横行していた1962年頃のメリーランド州ボルティモアでのお話。

主人公のトレイシー・ターンブラッドは、ダンスとおしゃれが大好きな天真爛漫なぽっちゃりJK(女子高生)。

トレーシーの日課であり最大の楽しみは、親友のペニーと地元で人気のテレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」を見ること。

そして、いつか自分も「コーニー・コリンズ・ショー」に出演して、憧れのダンサー「リンク」と踊りたいと夢見ています。

ある日、「コーニー・コリンズ・ショー」に出演しているダンサーの1人が降板したのをきっかけに、新メンバーを募るオーディションが告知されました。

これを見ていたトレイシーは、ここぞとばかりにオーディションを受けに行きますが、「太っている」という理由で、差別意識の高いプロデューサーのヴェルマにダメ出しをされてしまいます。

落ち込んだトレーシーでしたが、同じ高校に通う黒人ダンサーのシーウィードと意気投合してダンスの手解きを受けていたトレーシーは、素晴らしいダンスパフォーマンス見せます。

それを見た番組司会者のコーニー・コリンズは、トレーシーのダンスを気に入り番組レギュラーに推薦。

トレーシーはたちまち人気者になり、色々んなことがとんとん拍子で進んでいきます。

ところが、黒人に対する差別規定など何かと差別意識のある番組の有り方に納得できないトレイシーは、仲間たちと街頭で抗議運動を始めます。

すると、それを良としない差別主義者たちが、その運動を潰すため警察に通報したために、トレイシーは拘置所に連行されてしまいます。

なんとか拘置所から抜け出したトレーシーは、その後、番組での「差別」をなくすために仲間と協力し、奮闘するというストーリー。

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ヘアスプレーライブの原作は?

『ヘアスプレー・ライブ』(Hairspray Live!)は、2016年12月7日に、アメリカのテレビ局NBCがクリスマス特番として企画した、豪華キャストで送る1回限りの「生放送ミュージカル」です。

生放送ミュージカルとは…
「舞台や映画で人気のミュージカルをリメイクし、テレビの生放送でパフォーマンスを披露したもの。」

公開されるのはその生放送ただ一度きりで、出演者やスタッフは、舞台のように長期間の練習や準備を行い、生放送当日のパフォーマンスに一発勝負で挑みます。

映画のように撮り直しが効かない分、緊張感やライブ感が半端ない生パフォーマンス。

「生放送ミュージカル」って、あまり知らなかったけど、舞台裏を想像しただけでもなんかスゴそうですね。

そういえば、「テレビで生パフォーマンス」と言えば・・・

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この先ちょっとだけ、話が脱線してしまいマス。
(申し訳ありません。つい( ^ω^)・・・)

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お忙しい方は、以下グレーの点線で囲まれた部分は飛ばしてくださいな。

ここから、ちょっと脱線話↓

「テレビで生パフォーマンス」といって思い浮かぶのは、もちろん、

今や伝説のバラエティ番組「8時だよ!全員集合!」

見ていた子供の頃は、その凄さを全く分かっていなかったけど、今考えたらあり得ない番組だったなと。

土曜日の夜8時になると、チョーさんの「8時だよ~!」というしゃがれた大きなかけ声を合図にして、会場にいる観客全員からの「全員集~合!!!」という合言葉で番組がはじまる。

そして、大掛かりなセットを導入した生コント、体操、人気タレントたちによる合奏などの様々な大人気名物コーナー、ゲスト歌手たちの歌披露やエンディングに至るまで、番組放送時間約1時間の間、無駄な切れ間なく流れるようにノンストップで番組が進んでいきます。

演奏ももちろん生演奏。

スタッフは総勢およそ200名で、その内の約1/4は美術系スタッフだったそうです。長い放送期間の間には、当然、生放送本番中に「あわや大惨事!」というようなアクシデントが何度かあったそうです。

たとえば、1977年の探検隊コントの最中、ピストルの火花が小道具に引火し炎上。すぐに消し止められケガ人も無く事なきをえたが、場内の非常ベルが鳴ったためコントは中止となったなんてことも…

全てのパフォーマンスを生で放送するというのがいかに難しく、スゴイことなのかが分かりますね。

アドリブは一切なく、全て緻密に作り込み、入念な準備を重ねていたそうです。

(後に長年君臨していた王座を奪われることになる、アドリブだらけの「俺たちひょうきん族」とは真逆のスタイルです。)

だから、当時大忙しの「ドリフターズ」でしたが、放送日の土曜日だけでなく、前日、前々日の「木曜日」「金曜日」からスケジュールを空けて、この番組を作り上げるためにかなり時間をかけて準備にあたり、生本番に向けて万全をきしていたんだとか。

「8時だよ!全員集合!」の最高視聴率は50%台で、平均視聴率でも約30%前後を記録しています。今では考えられない数字ですね。

「俺たちひょうきん族」に抜かれるまでは、この体制が16年間ほど続いたというから本当に驚きです。

「8時だよ!全員集合!」は、運営の全てが大掛かりで、いつ何が起こっても不思議ではない環境下で、非常に難しいことをしているにも関わらす、毎週毎週、その晩にだけしか見られない正真正銘の素晴らしいライブパフォーマンスを生披露し続けていました。

しかも、そんな困難を視聴者には微塵も悟らせず、サラリとこなし、お茶の間に一家団欒と笑いを届けていました。

だから、今もなお「伝説の番組!」と言われて続けているんですね。

「時代が…」ということもあるかも知れないけれど、生パフォーマンスには、きっと、それだけ人を引き付ける特別な何かがあるんでしょうね!

おっと、話がだいぶん逸れてしまいました!!!

要は、何が言いたかったかというと、
「生放送ミュージカル」は、凄いパフォーマンスだ!」ということでした。

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申し訳ありません!
つい、熱が入って脱線してしまいました。

ここまで脱線話↑

☆彡話題を「ヘアースプレー」に戻します!☆彡

ヘアースプレーのオリジナル版は1988年に公開されたジョン・ウォーターズ監督・脚本のミュージカル映画「ヘアスプレー」。

それ以降も、ヘアースプレーのストーリーは、長年に渡り人々に愛され続けていて、ミュージカルや映画などで何度もリメイクされていてます。

2007年に公開された映画版の「ヘアスプレー」では、ジョン・トラボルタが、女装してトレーシ―のママ エドナ役を演じたことで大変話題になりました。

今回ご紹介している「ヘアスプレー・ライブ」の原作となっているのは、2002年に舞台化され、大ヒットロングランしたブロードウェイミュージカルの「ヘアスプレー」です。

ヘアスプレーライブを見た個人的な感想と考察!

「ヘアースプレーライブ」は、当時アメリカで横行していた「黒人差別」を取り上げたストーリーになっています。

しかし、実は、よく見て見ると、テーマは、「黒人差別」ということに収まらず、「マジョリティ」(多数派)と「マイノリティ」(少数派) がテーマ。

テーマが差別なだけに、重いかというと、全くそんなことはなく、終始明るく軽快で、テンポが早いので、力まずさらりと気持ちよく見られる映画です。

とはいえ、ヘアースプレーライブは生放送ミュージカルということで、始めからミュージカル要素がさく裂します。

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かなりの頻度で歌と踊りがぶっこまれているので、ミュージカル映画が苦手な人なら、もしかしたら、ちょっとだけ引いちゃうかもね。

そして個人的には気になる部分が少々ありました。

ストーリー展開のテンポが早いだけあって、この「ヘアスプレーライブ」を初めて観賞した時は、要所要所でストーリーの進展具合にちょっと違和感を覚えました。

例えば、主人公のトレーシーが、憧れのイケメンダンサー「リンク」とカップルになっていくのだけど、その展開が早すぎてイマイチのめり込めない!とか…

唐突に引っ付いた感がぬぐえない!

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まあ、リンクがポッチャリ系好きのいわゆる「デブ専」でトレーシーに「一目ぼれ」だったのなら話は別だけどね…

しかしながら・・・

全体的に見ると、歌や踊り、話のテンポは非常によくて、とても生放送ミュージカルだとは思えないほどです。

出演者の演技や披露される歌やダンス、劇中で使われている音楽などのクオリティーも申し分なくGoodなので、とても楽しめる、そして、見終わった後にHappyな気分になれるミュージカル映画だと思います。

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さすが、長年愛されて、舞台や映画で何度もリメイクされている物語なだけありますな!

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ハロウィンやクリスマスなど人が集まる時などに、家族団らんで、または、カップルや仲間同士で、ほのぼの観賞するのにピッタリのおすすめミュージカル映画でしょう!

まとめ

今日は、生放送ミュージカル「ヘアスプレーライブ」の主なあらすじやキャストなどの基本情報に加えて、個人的な感想・考察をレビューしてみました。

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☆彡「ヘアスプレーライブ」は見終わった後にHappyな気分になれるミュージカル映画で結構楽しめました!☆彡

ちなみに、

ミュージカル映画を観て見たいけど、バリバリのミュージカル映画はちょっと苦手と言う方には、しっとり観られる「LALALAND(ララランド)」はおすすめですよ。

「LALALAND(ララランド)」についての記事はコチラをどうぞ!

それでは、サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!

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