心が苦しい時の原因と対処方法!人を苦しめているものの正体は…

人生

最近、自分の中で「ある発見」をしました!

しかも、それは、

くりむす
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これって、もしかして、
ずっと苦しめられてきたことを解決できる答えじゃない!?」

くりむす
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もしかして、もしかして、
「長い間、自分が探し求めていた答えの1つじゃないの!?」

くりむす
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いや、サラっと書いてるけど、
「実はメチャメチャ大きな発見をしたんじゃないの?!」

  うぉ~!!

くりむす
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おっと失礼!思わず取り乱してしまいました。

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人を苦しめているものの正体は?

私たちは、「今」「現在」「ここ」にしか生きることができません。

過去の出来事や、まだ見ぬ未来に生きることはで不可能なことです。

人を苦しめる原因とは何かを考えた時、人の心について語られている書物や動画などを手あたり次第に読み漁り探し求めた結果「共通するある一つの答え」にたどり着きました。

その答えとは、

「苦しみは実は自分自身が作り出しているのだということ!」

言い換えれば、

苦しみの原因は、相手の中にはない!全ては、自分が作り上げていること!

自分の頭の中で、「過去に起こった出来事」や「未来に起こるかもしれない不安」に対しての不要な妄想を膨らませ、エネルギーを注ぎ苦しんでいるのだということです。

このような考え方は、仏教をはじめ、多くの宗教や哲学、精神医学、コーチングなど様々な分野で異口同音に述べられています。

例えば、「置かれた場所で咲きなさい」が100万部を越える大ベストセラーになったノートルダム清心学園理事長であった渡辺和子さんも、「他人を変えることはできない。最も変えられるのは自分です」と仰られていますし、アドラー心理学でも「人は皆この瞬間から幸せになれる」と説いています。

くらむす
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説立証は濃厚かもね。

 

自分に「最強の呪い」をかけているのは他でもない「自分自身の思い込み」!
くりむす
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このことに「気付き」、そして「認めること」が、
心の苦しみから抜け出す大きな第一歩になるということに、
今やっと気付きました。

「苦しみの原因は、相手の中にはない!」

「全ては、自分が作り上げていること!」

苦しみの原因は、「過去に起こった出来事」や「未来に起こるかもしれない不安」に対して自分の頭の中で不要な妄想を膨らませ、エネルギーを注ぎ苦しんでいることにある。
くりむす
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個人的には、これ↑は真理じゃないかなと思っています。

心が苦しい原因は何か?

ところで、医学や化学の進化と共に、人間に備わっている様々な能力や機能が明らかになってきていますが、私たちの脳の中では、「脳幹網様体賦活系」のうかんもうようたいふかつけいという、とても興味深い働きがあることが分かってきたようです。

くらむす
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「脳幹網様体賦活系」のうかんもうようたいふかつけいってなんか聞きなれない、
すごく難しそうな言葉だね。

「脳幹網様体賦活系」(のうかんもうようたいふかつけい)とは…

脳幹の中には神経の束があって、これを網様体もうようたい、そして、脳幹内の網様体を脳幹網様体のうかんもうようたいと言う。
脳幹網様体賦活系のうかんもうようたいふかつけい」は、英語では、reticular activating system、
通称RAS(ラス)と呼ばれてる。

と説明しようとすると…

くりむす
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正直、「脳幹網様体賦活系」のうかんもうようたいふかつけいについては、専門的なことは難しすぎてよく分かりません!

しかし、どんな働きかを簡単に言えば…

「自分にとって必要でない情報が入ってこないようにブロック」して、
「自分にとって必要な情報だけを収集する」働き

と言えます。

くらむす
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極端に言ったら…

「自分の興味があるものしか情報として脳に入ってこないようになっている」ってことだね。

要するに、

私たちの脳の中には、入ってくる情報を取捨選択する門番がいて、
この門番が「RAS(ラス)脳幹網様体賦活系のうかんもうようたいふかつけい

「脳幹網様体賦活系」をもっと分かりやすい例えで言うなら、

例えば・・・

くらむす
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車を買おうと思って「この車にしよう!」と意識し始めた、又は、実際にその車を購入した瞬間から、その車と全く同じ色で同じ車種の車をよく見かけるようになったとか⁈

くらむす
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ある日、雑誌で紹介されていた”A”という商品を見て「これ欲しい!」と思ったとする。そしたら、不思議なことに、それからというもの、行く先々で、欲しいと思っている”A”という商品と同じものを持っている人に気づくようになったとか⁈

くりむす
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そうそう!そうゆうこと!

人間の脳には、
「意識を向けたものに対して、自動的に情報を集め始める機能」
みたいなものがある!
くりむす
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ちなみに、網様体賦活系によってシャットアウトされて見えなくなってしまった部分を「スコトーマ」といいます。

くりむす
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スコトーマとは、
元々は眼科用語で「盲点」を意味するギリシャ語。
それが、心理学やコーチング用語としても使われるようになって「心理的盲点」を意味するようになったんだって。

 

情報の取捨選択を調整している門番「網様体賦活系(RAS)」とするなら、網様体賦活系(RAS)によってシャットアウトされた情報「スコトーマ」

下の絵を見てみて下さい↓。

この絵は、結構有名なので知ってる方は多いかもしれませんが念のために説明すると、

この絵には、2つの見え方があって、
1つは、「白い羽の帽子をかぶった若い女の人」
そして、もう一つは、「横向きの老婆」

くりむす
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見えましたか?

意識する前は、「どちらか一方の女性しか見えていない」という人は多いと思います。

しかし、答えが分かってからもう1度絵を見てみると、確かに1つの絵の中に2人の女性が存在してることが分かります。

そして、2回目以降は、両方の女性が瞬時に見えるようになります。

このことからわかることは、
「人間の脳では知らない間に、このような現象が日常的に起こっている」
ということです。

くらむす
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でも、なぜ人間の脳にはこのような働きがあるのかな?

くりむす
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恐らく、ありとあらゆる情報をすべて受け入れて、イチイチ全部を処理していたら脳が疲弊してパンクしまうからでしょう。

くりむす
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だから、あまり必要のない情報は自動的にブロックされているというわけじゃないかな。

くらむす
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へ~!なるほどね。
ところで・・・

くらむす
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なんか、当初の「人を苦しめていることの原因」
という話から大きく逸れてきてない??

くりむす
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まあまあ、そう焦らないで!
今までしてきたちょっと難しい話は関係ないようだけど、
実は「苦しさの正体とは?」という話にここから結びついていくので、もうちょっとだけお付き合いくださいね!

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ところで、

くらむす
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「自動ブロック、自動収集機能付き」なんて
何だか便利そうでいいね!

くりむす
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でも、
「喜んでばかりはいられない!」という話をこれからするね。

網様体賦活系(RAS)は、気をつけなければ、

間違った方向に意識を向けてしまうと良くない情報も勝手に集め続けてしまう!

という怖い一面もあります。

くりむす
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と、前振りしたところで、
ここでやっと「心の苦しさの正体とは?」「苦しみの原因は?」という話に結びついていきますよ。

冒頭で、今苦しみを抱えてる人の中には、「過去にあった嫌な経験」「未来に対する不安や失望」から派生させた妄想を自分で勝手に膨らませて苦しんでるケースが多いという話をしました。

考えてみて下さい。

  • 地球上どこを探しても、優しい人とか、親切な人なんていない!
  • 世の中は自分を陥れようとしている悪人ばっかり!
  • 自分は存在しない方がいいほどヒドイ人間!
くりむす
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本当に??

答えは「NO!」です!

心が苦しい原因を作っているのは、実は、上記に出てきた、
「網様体賦活系(RAS)」システムの仕業だといえるのです!

「自分が不幸だ!」と感じる時の”不幸の正体”は、
脳の「網様体賦活系(RAS)」システムによって集められた

  • 「自分がいかに不幸で苦しいのか!」
  • 「自分を取り巻く環境や他人が不寛容でいじわるで最悪なのか!」

というような
偏った情報のみのよって構成された”自分は不幸だという「思い込み」”です。

くらむす
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人が不幸で苦しいと感じるのは、
「不幸な情報」ばっかり集めちゃってる
からってことか!

心が苦しい時の解放するための対処方法は?

くらむす
くらむす

原因はなんとなく分かったけど、じゃあ、いったいどうしたら、心の苦しさを開放できるのな?

くりむす
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心が苦しい時に「お金もかからず」「すぐにできる」
苦しみを解放するためにできる簡単な対処方法2つチョイスしてみました。よかったらぜひ試してみてほしい思います。

① 今、ここ、私 に集中する!

仏教の経典に「一夜賢者の偈」(いちやけんじゃのげ)という詩があります。

心が苦しい時にこの詩に書かれていることを思い出す。
できれば、日ごろから忘れずに実践する
ように心がける!

これが、1つめ。

一夜賢者の偈(いちやけんじゃのげ)

過去は追うな。

未来を追うな。

過去はすでに捨てられ、

未来はまだ来ない。

だから、ただ現在のことを

ありのままに観察し、

動揺することなく、

よく理解して、実践せよ。

ただ今日なすべきことを熱心になせ。

明日、死のあることを誰が知ろうか。

かの死神の大軍と

合わないわけはない。

このように考えて、熱心に

昼夜おこたることなく励む人、

このような人を一夜賢者といい、

寂静者(じゃくじょうしゃ)、寂黙者(じゃくもくしゃ)と人はいう。

くらむす
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難しいことは分からないけど、なんか良さそうだね!

②「スコトーマ」を外す!

2つ目は、

人は誰でも、網様体賦活系(RAS)によってスコトーマ(はじかれている情報、見えていない情報)がある!ということを自覚して、忘れないようにしておく!

そして、行き詰った時には「本当にこの情報は正しいのかな」「別の見方はないのかな」と視野を広げること。

すると、「自分には能力や才能がないからできない!」「人は常に私を嫌っている!」といった偏った情報のみによる「自分自身に対する過小評価」「他者に対する偏った妄想」から解放され、きっと自分を縛る苦しみから解放される可能性は広がるはずです。

くらむす
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スコトーマの存在を理解して自在にコントロールできるようになれば、他者からの悪意のある攻撃やネガティブな言葉なんかにも心を乱されることは少なくなるかもしれないね。

くりむす
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良かったらぜひ試してみて下さいね。

まとめ

心が苦しい時の原因と対処方法!人を苦しめているものの正体は…ということで、苦しい原因と対処法をまとめてきました。

ところで、「大発見!」なんて書きましたが、実は、断片的には知ってた知識というか、一度や二度は聞いたことやどこかで目に触れている考え方で、全くの新しい発見ではありせんでした。

くりむす
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(大げさに言ってごめんなさい!)

特に、「他人を変えることはできない。最も変えられるのは自分です」なんて聞き古した言葉で「そんなの知ってるし!」と高をくくっていました。

しかし、言葉や考え方は何となく知っていても「本当の意味で自分の心には染みてはいなかったのだ」ということが、アラフィフの今の今になって解り「目からウロコ」の感覚がしました。

遠回りしましたが、私にとっては「今、この瞬間に」やっと”理解する準備”が出来たのかもしれません。

アラフィフにもなって少し情けない話ですけれども人生の後半戦はもう少しあります。
人生一生勉強と考えると「死ぬまでに少しは人間的に成長できた」と勝手にいい方に考えています。

そして今この瞬間、「苦しんでいる誰かが、1ミリでも楽になったらいいな」と思いながら、この文章を締めくくろうとしています。

くらむす
くらむす

今日から一夜賢者の偈いちやけんじゃのげ「スコトーマ」を味方につけよう!

ではまた。

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