「小さな習慣」が世界中で注目されています。
「小さな習慣」(英語圏では、ミニハビットと呼ばれている)は、挫折することなくいつの間にか大きな成果を上げることができ、引いては人生をも変えることができると多くの方が取り入れています。
Googleのエンジニアであるマット・カッツもその一人です。
マット・カッツ氏は、かの有名なTEDという番組にて、「小さな習慣」について興味深い内容を語っているのシェアしますね。
3分半弱の短いプレゼンテーションですのでぜひ、どうぞ。
(英語ですが、ちゃんと字幕が付いています)
*もし字幕が出ていない場合は、 設定→字幕ON(日本語)にすれば出てきますよ。
マット・カッツの30日チャレンジ 動画
ちなみに、スピーチの中で、出てくる ※モーガン・スパーロック氏とは
モーガン・スパーロック氏は2004年の映画『スーパーサイズ・ミー』で、自身が30日間にわたって3食すべてマクドナルドだけを食べ続けたら身体や精神面でどのような変化が起きたかを記録した人物です。

字幕が付いていましたが、早いし、小さいから読みづらかった、聞き逃したという方のため、念のために、
マットカッツ氏のTEDスピーチ「30日チャレンジ」
日本語訳をのせておきますね。
マット・カッツの30日チャレンジ TED 日本語訳
※モーガン・スパーロック については、上記参照。
何年か前のことですが、どうもマンネリになっていると感じて、アメリカの偉大な思想家である ※モーガン・スパーロックに習って、 何か新しいことを30日間試してみることにしました。
アイデアは至って簡単です。
自分の人生に加えたいと いつも思っていたことを取り上げ、それを30日間 試しにやってみるのです。
やってみて分かることは、 30日というのが、新しい習慣を身に付けたり、ニュースを見るといった 何かの習慣を絶つのに ちょうど良い長さだということです。
30日間チャレンジから学んだことが色々あります。
第一に、月日がいつの間にか過ぎ去っていくかわりに ずっと記憶に残るようになります。
1ヶ月毎日写真を撮るチャレンジで撮った1枚です。
その日どこにいて何をしていたのか 私は はっきり覚えています。
もう一つ気付いたのは、 困難な30日間チャレンジをやる中で、 自分に対する自信が付いたということです。
出不精のコンピュータオタクが 楽しみのため会社に自転車で行くような人間へと 変わったのです。
去年などは アフリカの最高峰 キリマンジャロに登りさえしました。
30日間チャレンジをやる前は まったく冒険するようなタイプではなかったのに。
何かを本気でやりたいと思うなら 30日間で 何だって出来ると分かりました。
小説を書いてみたいと思ったことは?
毎年11月に 何万人もの人が 30日間で 5万語の小説を 一から書こうと挑戦しています。
実際やらなければならないのは ただ毎日 1,667語を 30日間書くことだけです。
だからやってみました。
ちなみに コツは その日のノルマを書くまでは寝ないということです。
睡眠不足になるかもしれませんが 小説を書き上げられます。
それでアメリカが誇る傑作小説ができたのでしょうか?
まさか! たった一月で書いたんです!
ひどい出来です!
でも私は今後の人生で TEDのパーティでジョン・ホッジマンに会ったような時、もうこんな風に言わなくていいんです。
「私はコンピュータのエンジニアです!」
なぜって「小説家です!」って言えるんですから。
最後にもうひとつ言いたいのは、小さな持続可能な変化であれば 続けられることをするなら、それは身につくということです。
大きな並外れたチャレンジというのも悪くはありません。
きっと すごく楽しいことでしょう。
でも身に付きません!
私が30日間砂糖を断った時、31日目はこんな風でした。
私が皆さんにお聞きしたいのは 「何を待っているの?」ということです。
好むと好まざると 次の30日間は 過ぎていくのですよ。
そうであれば ずっとやりたかったことを 試しにやってみましょうよ。
次の30日間で!
ありがとうございました 。
いかがでしたでしょうか?
いつもなら、グーグルのエンジニアのスピーチだなんて聞くと、「そりゃスーパーエリートなんだから、なんだってできて当然!」とひがんで冷めた目でみてしまうところです。
しかし、

このマット・カッツ氏のプレゼンテーションを聞いいると
自分にもなんだかできそうな気がしてきませんか?!

自分流の30日チャレンジを見つけてやってみたくなったら、
Let’s Charange!!
それでは。